2014年12月14日

【ん?????】暴露された“営業左翼”の正体 「秋葉原奪還計画」呼びかけ直後の秋葉原の週末【ツッコミ不在】


http://otapol.jp/2014/12/post-2114.html

暴露された“営業左翼”の正体 「秋葉原奪還計画」呼びかけ直後の秋葉原の週末

2014年12月13日


結局は“営業左翼”のナンセンスな言葉遊びだった。

 衆議院総選挙も終盤に迫った12日、Twitterで「#秋葉原奪還計画」というハッシュタグが大いに盛り上がった。

 発端となったのは、東京大学大学院情報学環准教授の北田暁大氏のツイートだ。北田氏は、12日に告知された安倍晋三首相による秋葉原駅前広場での選挙戦最終演説に対し、いかなる形で対抗意思表示を行うことができるか、Twitterを用いて議論を繰り返していた。

 こうした中で「先例、集団心理、現下の人員の問題を考え」当日の行動を断念した北田氏は次のようなツイートを記した。

 ただ中長期的に、合法的かつ非暴力的に、秋葉原奪還計画は構想していきたい。カウンター、パレードを運営されてきた方々にアドバイスを乞いながら、慎重に、そしてしたたかに、秋葉原の路上を取り戻したい。わたしは残念ながらオタク文化に馴染みはないけれども、どうにも悔しい。知恵と勇気がほしい。
【北田暁大氏のツイッター(@a_kitada)より引用】

 その上で「もし、趣旨に賛同してくれるオタクなひとたちがいれば #秋葉原奪還計画 でご連絡ください」とも記している。これに続くツイートで北田氏は「#秋葉原奪還計画」の必要性として「多くのオタク達は、文化の戯れを洗練させた安寧を愛する人であると思います。だからこそ、かれらの愛する秋葉原が、差別主義者の聖地のように扱われることに怒りを覚える」「秋葉原をレイシストやセクシストたちの聖地にしてはならないし、そうだと思い込みオタクへの偏見を隠そうともしないブンカジンを黙らせなくてはならない」といった理由を述べている。

 しかし、北田氏の意図とは裏腹に「#秋葉原奪還計画」は、批判とネタ画像の大喜利で埋め尽くされる結果に終わった。つまり、賛同するものはほぼ皆無だったのである。まったく賛同が寄せられなかった理由は、これまで一部の反レイシズムを唱える人々によるオタク文化への蔑視がクローズアップされてきた経緯など、さまざまある。しかし、最も大きな理由は、北田氏が思いつきで机上の空論を述べているに過ぎないことを、大衆の側が見抜いていたからにほかならない。今回の件に限らず、さまざまな社会の事象に対して積極的に行動を煽っている北田氏であるが、彼が所属する東京大学には立て看板のひとつ、ビラのひとつも見られないのがすべてを物語っている。

 日々、授業でふれ合っているであろう学生たちに呼びかけることもできないのに、これまで無関係だった「オタク」へ立ち上がることを呼びかける。 

 北田氏は、自身が左翼っぽい言説を用いることだけに長けた“営業左翼”に過ぎないという正体を晒してしまったのである。

 なお、現実の秋葉原は駅前広場の一角は自民党を支持する日の丸で埋め尽くされたものの、それ以上に多くの人が演説を気にすることなく週末を楽しんでいたことを報告しておく。
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2014年12月13日

【病気】「グロい漫画」が好きってやっぱり病気?【大丈夫】


http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20141210/274992/?P=1

「グロい漫画」が好きってやっぱり病気?

2014年12月11日


インターネットの普及などを背景に年々深刻化する出版不況。そんな中でも相変わらず社会に強い影響力を持ち続けているのが「漫画」だ。国境を越えて支持される『進撃の巨人』、映画化された『GANTZ』、発表から20年の時を経て映像化された『寄生獣』、来年映画の公開が決まった『アイアムアヒーロー』…。この数年の注目作品を挙げれば枚挙に暇がない。
ただ、そうした昨今の人気作品を改めて列挙すると、特に子を持つ親の立場からは、「非常に気になる共通点」があることに気付く人も多いはず。ずばり、作品内に過激な描写が散見されることだ。とりわけ最近はCGなど漫画制作技術の発達で、悲惨なシーンを以前と比較にならないぐらい克明に描くことが可能になってきた。
「感動」や「仲間との絆」、「主人公の成長」などをテーマにした“普通の作品”も多数ある中で、あえて“グロい漫画”を好む人は、やはり心に闇を抱えているのか。サイコ・セラピストで日本催眠心理研究所の所長を務める米倉一哉氏に、過激な漫画や映画、小説を好んで読む人の心理について聞いた。


グロテスクな描写が含まれる漫画や映像作品自体は以前から存在していましたが、ファンは一部のマニアが中心で、今のように一般的な支持を集めることはなかった気がするんです。でも最近は、顔がぐちゃぐちゃになったりする映画の宣伝が平気でお茶の間に流れていて、原作本もよく売れる。その背景に「日本社会の病巣」みたいなものを感じるんですが、気のせいでしょうか。

グロい漫画がヒットする背景に「潔癖すぎる社会」

米倉:いや、大変意味がある事だと思います。結論から言えば、今の社会状況が、多くの人がそうした作品に関心を持つ環境を作り出している、という事ではないでしょうか。まず、グロテスクな漫画や映画が流行する原因を心理・精神分析的な観点から分析すると、次のように言えるように思います。今は、殴り合いや取っ組み合いの喧嘩をする事なんてほとんどない、血を流したり、他人や自分の痛みを知る機会が子供の頃から極めて少ない社会ですよね。「痛み」だけでなく、大人になる過程で、砂場で泥まみれになって遊んだり、ミミズを捕まえたり、犬の糞をうっかり踏んだりする場面もめっきり減りました

社会全体から“グロい事”が消えた、と。

米倉:人間は、どんな事でも「自ら体験して、感じたい、味わいたい」と潜在的に願う生き物です。これを“身体性”と呼びますが、生々しい実体験がなければ、そうした感情を満足させることができません。一昔前であれば、多くの子供が、密かに心に抱える「グロテスクな事や危険な事への関心・興味」や「周囲への攻撃性」を、思春期に友達と少し羽目を外したり、親に反抗したりして、少しずつ昇華したり、発散させて大人になりました。でも今は、反抗期自体がない子もいる。そんな「体験したくてもできなかったグロテスクな世界」が漫画に描かれてあれば、そこに興味を引かれるのは、ある意味当然であり、健全な心理なんです。
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ラベル:マンガ
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2014年12月12日

【声優産業】“駆け出しの声優”がスタッフに! アニメ専門チャンネルと声優事務所が手がける「アニマックスCAFE」とは…?


http://otapol.jp/2014/12/post-2102.html

“駆け出しの声優”がスタッフに! アニメ専門チャンネルと声優事務所が手がける「アニマックスCAFE」とは…?

2014年12月11日


 12月11日、アニメ関連コンテンツとのコラボレーションを展開するコンセプトカフェ「アニマックスCAFE」が秋葉原にオープンした。この「アニマックスCAFE」は、アニメ専門チャンネル「ANIMAX」と、大平透や高山みなみらが所属する声優事務所「81プロデュース」がタッグを組んで展開するコンセプトカフェ。運営は、マンガ・インターネットカフェ『アプレシオ』を全国に展開するMCJを親会社に持つ「ユニットコム」が手がけている。オープン当日の11日、オープンセレモニーが行われた。

「アニマックスCAFE」の特徴は、アニソン歌手や声優、アーティストを目指す“キャスト”と呼ばれるスタッフたちが勤めている点だ。キャストは81プロデュース所属の駆け出し声優やアーティストの卵たち。そんな彼らを応援し、育成していくのが、このカフェのコンセプトとなっている。

 今回のセレモニーでは、まずキャストたちによるミニドラマが披露され、コミカルな掛け合いで取材陣を和ませていた。そして、アーティストの卵も加わり、カフェのテーマ曲がお披露目となった。

 続いて、アニマックスブロードキャスト・ジャパン代表取締役社長の滝山正夫氏、ユニットコム代表取締役の高島勇二氏、81プロデュース代表取締役の南沢道義氏がそれぞれ登壇して挨拶。アニマックスの滝山氏は、以前からァンと交流できるリアル店舗を作りたかったと語り、今回の「アニマックスCAFE」実現に喜びを見せていた。

“ファンとの交流”や“駆け出し声優らの応援”というコンセプトのもと、「アニマックスCAFE」では「キャストアワード」というシステムを導入している。これは、利用金額ごとに付与されるポイントをお客さんがお気に入りのキャストに投票。投票数上位のキャストに「ANIMAX」の制作の番組・番宣・インフォマーシャルなどへの出演権などが与えられるというもので、自分の“推しキャスト”が本格的にデビューするまでの道のりを支えることができるのだ。
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ラベル:声優
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2014年12月10日

【ぼくは、おたく】「オタク」を自認している人は23%、うち67%が未婚 矢野経済研究所「オタク市場」調査【わたしは、おたく】


http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1412/09/news116.html

「オタク」を自認している人は23%、うち67%が未婚 矢野経済研究所「オタク市場」調査

2014年12月9日


 矢野経済研究所が12月9日に発表した2013年度の「オタク」市場に関する調査結果によると、アイドル市場やボーカロイド市場の成長が貢献し、市場全体は好調に推移した。関連して実施した消費者アンケートでは、オタクを自認している人は全体の23%で、うち67%が未婚者という結果が出た。

 市場調査は、面談や電話によるヒアリングやネット調査などを通じて今年8〜10月に行った。消費者アンケートは9月、国内在住の15〜69歳の男女1万80人に対してネットで行った。

 アイドル市場は「AKB48」や「ももいろクローバーZ」などの人気が貢献し、前年度比19.9%増の863億円。ボーカロイド市場は「初音ミク V3」の発売や2次創作の盛り上がりなどで同19.2%増の87億円に伸びた。トイガン(エアソフトガンとモデルガン)市場はサバイバルゲームの拡大などで同23.1%増の80億円に拡大した。

 同人誌市場はダウンロード販売が好調で同2.2%増の732億円、プラモデル市場は同2.2%増の254億円、鉄道模型市場は同1.1%増の88億円、フィギュア市場は同0.2%減の311億円、コスプレ衣装市場は同1.0%増の423億円、恋愛ゲーム市場は10.2%増の130億円、アダ○トゲーム市場は同5.1%減の188億円、ボーイズ ラ ブ市場は同0.5%減の214億円――などとなっている。

 消費者アンケートで「自分を『オタク』だと思いますか、もしくは人から『オタク』と言われたことはありますか」と聞いたところ、「はい」と答えたのは23%。うち既婚者(過去に結婚経験有りを含む)層は33%だった、

 オタクを自認する層について、分野別に1人あたりの年間の平均消費金額を算出したところ、最も高い消費金額となったのはアイドル市場の9万4738円、次いで鉄道模型の4万7330円、アダ○トゲーム4万1877円だった。ボーカロイドは最も低く、5339円だった。


http://www.yano.co.jp/press/pdf/1334.pdf
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【ファッションは厳しい】こんなに寒いのになんで女性はスカートをはく?【もんぺは嫌ですよね】


http://oshiete.goo.ne.jp/watcher/entry/a0eb20628fcf154143ab21f3f4cf0116

こんなに寒いのになんで女性はスカートをはく?

2014年12月9日


先週末は多くの地域で例年よりも多くの積雪量を観測。こんなに冷えるのに、高校生を中心にスカートをはく女性をたくさん見かけるのはなぜだろう。

「ずっと疑問でした。なぜスカートは廃れないのですか?」

「いい歳した男性です。(中略)…可愛く、女性的らしさを強調できる、トイレがしやすいのも理解できますが、冬は寒いし、脚は無防備、脱毛や足の太さも気にしないとダメ。(中略)…男性にとって、スカートは性的に刺激が強い。(中略)…それでもなぜスカートは廃れないのか?」

■脚線美自慢だからではない?

そもそも女性はなぜスカートをはくのか、寄せられた回答から見ていこう。

女性は脚を見せたいものなんですよ。特に自信がある人はね」(picottoさん)

「脚線美に自信のある人は見せたいと思うもの」(noname#190551さん)

すらっと伸びた脚なら見せたいとは思いますが、正直細いとは言いがたい脚の女性も短いスカートをはいている場合がある。それはどう説明すればいいのだろうか?

「ズボンよりスカートの方がスタイルをカモフラージュできる効果もある」(noname#190551さん)

「体型を隠して、可愛く見せられるからでは。タイトなパンツが似合うお尻がきれいで、男っぽい恰好していてなお魅力的なのは図抜けたスタイルの持ち主だけ」(oigniesさん)

お尻と脚の形がはっきりとわかるスキニーパンツは、下半身太りの多い日本人女性がはきこなすのは難しい。そういった意味でヒップラインを隠せるスカートの方がスタイルよく見えるというのは一理あるかもしれない。

■スカートをはかないとつまらない世の中に?

「女性も男性もスカートが好きな方が多いはずです。廃れるわけないですよ」(mmk312さん)

「きれいなものや美味しいものが大好きな女性達が文化の形成をリードしている。(中略)…女性がスカートをはかなくなったらずいぶん退屈な世の中になる」(noname#190551さん)

女性としてもコーディネートのバリエーションが減るのはファッションの楽しみが減るし、男性としても眼福の機会が減るかもしれない。ファッションとして定着しているには、それなりの理由があるからなのだろう。
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ラベル:恋愛
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2014年12月08日

【つぶれないでほしい】声優業界とコンテンツ業界に一石を投じる!? 新形態の声優事務所「コトリボイス」の狙い【それだけ】


http://otapol.jp/2014/12/post-2055.html

声優業界とコンテンツ業界に一石を投じる!? 新形態の声優事務所「コトリボイス」の狙い

2014年12月5日


 近年のアニメ人気によって、声優を目指して専門学校に通う声優志望者が急増。いまや“声優の卵”は約30万人といわれている。しかし、現役声優は1万人前後であり、その中でも声優業だけで生活できるのはわずか3%。ほんの一握りの声優だけが脚光を浴びる裏で、日々のアルバイトで生計を立てる無名声優が数多く存在しているのだ。

 こうした現状の中、2014年9月16日、またひとつ新たな声優事務所が誕生した。株式会社コトリボイス──「コストパフォーマンスに自信アリ」を謳う「音声制作のプロフェッショナル集団」らしい。事務所のサイトには所属声優の情報が一切掲載されておらず、ただ純粋に「声」を売っている

 アイドル声優がもてはやされる昨今において、時代に逆らうように現れたコトリボイスとは、いったいどのような事務所なのか? 設立の経緯やビジネスモデルについて、同社代表取締役社長・子吉信成(ねよし・のぶなり)氏(37)に詳しい話を伺った──。

■「声優のキャリア支援」と「良質なコンテンツを世の中に増やす」

──このたび、新しく声優事務所「コトリボイス」を設立されたとのことで、おめでとうございます。

子吉 ありがとうございます。

──「声優事務所設立」だと現役声優や事務所関係者が独立して立ち上げることが多いですが、コトリボイス設立の経緯をお教えください。

子吉 もともと私は、ゲーム関係を中心としたサウンドクリエイターだったんです。しかし、才能のあるアーティストやクリエイターたちと一緒に仕事をするうちに、彼らをサポートしたり世の中に紹介するポジションの人がもっと必要だと感じるようになりました。それを自分がやってもいいんじゃないかと。

 その後、たまたま知人が立ち上げたコンテンツ制作のベンチャー企業に呼ばれ、コンテンツのディレクションやプロデュースを担当しました。その中で、音声収録の現場にも足を運ぶようになり、次第に若い声優さんたちと接するようになりました。みんな本当に熱心で、声も良いし演技も素晴らしい。しかし彼らの多くは「仕事がない」と困っている。実力はあるのに仕事がない……これはもったいないと思いました。

──若手の声優たちを支援したい気持ちが、コトリボイスの設立につながった?

子吉 設立の理由はもうひとつあります。私はコンテンツ制作の現場でマーケティングやプロデュースの仕事をしていますが、中小の制作会社から「作品に音声を入れたいけど、予算が足りない」といった話を頻繁に耳にするようになりました。音声を手軽に導入することができれば、よりよいコンテンツを作ることができます。そこで「声を入れたい制作会社」と「仕事をしたい声優」という両者をマッチングさせる仕組みを整えよう、と。要するに「声優のキャリア支援」と制作会社さんのお手伝いを通じて「良質なコンテンツを世の中に増やす」こと。これがコトリボイスのゴールです。

■「大手の2〜3割」の低価格を実現したビジネスモデル

──「声優のキャリア支援」と「良質なコンテンツを世の中に増やす」とのことですが、具体的にコトリボイスの強みとは?

子吉 当社の主な事業は「音声素材の制作・編集」「声優マネジメント」です。大手事務所出身の若手声優を中心にえりすぐった7名が在籍、それぞれ異なる特技を持っていて、どんなジャンルや世界観にも対応することができます。

 その中でも収録した音声ファイルの納品が中心で、大手音響制作会社の2〜3割程度という低価格を実現しています。例えば、ゲームキャラクターの音声制作の相場は大手では100ワードでも10万円近いこともありますが、これを当社では1万9800円から受注しています。

──なぜそのような低価格で?

子吉 それを実現できる仕組みを作ったからです。大手さんと異なるのは「設備費」と「人件費」。例えば、音響制作会社は自社で録音スタジオを所有しています。この施工費や賃料、メンテナンス費用は当然、料金に上乗せすることで回収されます。

 一方で当社の場合、自社でスタジオを所有せず、かつて某大手レコード会社が利用していた小スタジオと契約を結んでいます。個人で手に入らないようなビンテージの機材が揃い、プロのエンジニアがメンテナンスを行っている。これが大幅にコストを抑えつつ最高品質の音声を提供できる大きな理由です。

 人件費についても、フルタイムの社員は置きません。必要な時に必要なだけスタッフを集めて業務を行います。「相場の2〜3割」と聞いて「声優に支払われるギャラが少ないのでは?」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。この仕組みは固定費が安いのでキャッシュフローが健全、もちろん無借金経営です。利益を大きく上乗せする必要がないと、大半を役者とスタッフに還元することができるんです。


http://otapol.jp/2014/12/post-2055_2.html

■声優にとって“いいとこ取り”の仕組み

──声優にとって、コトリボイスに在籍するメリットはどんなところですか?

子吉 声優にとっては、いいとこ取りの仕組みにしたいです。フリーのように個人でいくらでも仕事をして構いません。小さな仕事は自分一人で、もし大きな仕事があればコトリボイスに持ってきてくれればいい。メンバー間で仕事を融通し合えるような“フリー声優の互助会”みたいなものができればと。

 クライアント様のなかには「法人しか相手にしない」という会社も多い。社内規定で決まっていたり、何かあったときに責任を取れないフリーランスという立場そのものが敬遠されることもあります。こうしたケースでも、当社を通せば仕事ができます。

──フリー声優の営業活動は、それほど難しいのでしょうか。厳しい言い方をすれば、声優自身に問題があるとも考えられます。

子吉 まあ、そもそも多くの声優事務所は独立後を想定していませんから。(多くの声優は)請求書の書き方も知らないし、ましてやセルフプロデュースなんて不可能でしょう。特殊な業界だからというのもありますが、同世代の社会人に比べて知識不足は否めません。当社では声優のキャリア支援も大きなテーマです。外部の専門家を招いたワークショップを定期的に開くことなども検討しています。

 加えて、ディレクションや進行管理、音声編集など、私が行うプロデュースと音響以外の役割は、将来的には在籍声優に任せるようにしたいです。生活のために本業と関係のないアルバイトをするより、関連業務で報酬を得た方がいい。スタジオワークの経験は、本業である声優の仕事にフィードバックされると思います。また、ディレクターが同じ声優目線で演者とディスカッションできるなど、高いクオリティの実現にも役立っています。

――声優自身がディレクションをするというと、音響監督も務めるベテラン声優・三ツ矢雄二さんを彷彿とさせますね。ただ、そういった兼務について、クライアントから難色を示されたりしないのですか?

子吉「そんな会社に依頼できない!」と言われたら仕方ないです(笑)。当社のサンプルボイスや実績、条件や見積もりなどを見てご判断いただければ構いません。ビジネスですしね。

■「声優業は“芸の道”!」長く続けられる環境を整える

──近年、声優業界では“アイドル売り”も散見されますが、コトリボイスは声優の写真を載せず、サンプルボイスのみを出しています。これには何か意図があるのでしょうか?

子吉 これはマーケットの問題です。コンテンツに有名声優を起用することで、プロモーションに利用できるという側面があります。しかし中小のコンテンツ制作会社は、職人的な心情が強いケースもあります。純粋にクオリティを求めているだけで、声優個人のネームバリューを求めてはいないんですよ。むしろ、自分たちが精魂込めて作り上げたコンテンツが声優の名前で売られるような手法に眉をひそめている方が多い

──誤解を恐れずに言えば、御社は声を“道具”として提供しているように見えますね。

子吉 会社の目的は、まさにその通りです。良質なコンテンツを世の中に出すためのお手伝いがしたい。あくまでも音声とは、その中のひとつの要素でしかありません。

 声優のアイドル化やタレント化が悪いとは、まったく思いません。しかし、声優業をビジネスとする手法として「アイドル化しかない」という現状には疑問を抱きます。

 コトリボイスは、音声がコンテンツを構成するひとつの要素であるからこそ、「声優業は“芸の道”であるべき」と思っています。アイドル売りは新鮮さが大切な要素なので、寿命が短い。しかし芸とは長い時間をかけてこそ磨かれていくもの、声優さんには可能な限り長く仕事を続けてほしいです。

■このビジネスモデルが成功したら、ぜひ真似してほしい

──コトリボイスのビジネスモデルは、実現できれば本当に素晴らしいと思う一方、大変失礼ながら、音響制作もできて本業のある子吉さんだからできるビジネス……というより慈善事業に近いような印象を受けます。ただ、ビジネスとして成り立てば、今後御社のモデルで追従する会社が増える可能性もありますね。

子吉 もともと「声優のキャリア支援」と「良質なコンテンツを世の中に増やす」ことが目的ですからね。モデルの追従は、大歓迎です。当社のビジネスモデルがうまくいくなら、どんどん真似してください。もっといろんな人が、いろんなやり方を試していいと思うんですよ。この業界に限った話ではありませんが、どんな生態系にも多様性が大切でしょう。

 もう一つ、現在の声優業界で、アマチュアとプロが未分化な点が気になります。「ネット声優」と呼ばれる方や、サークル活動をしているアマチュアの声優さんが増えています。そのような楽しみ方も声優文化の大切な一面ですが、プロの仕事は全く違います。特に若い声優の方は、先の長い人生について考えて、社会人として、プロとして高い意識を持ってほしい。もちろん、そうした意識を育むことは業界の責務であると考えています。

──最後に、コトリボイスの当面の目標をお聞かせください。

子吉 現在のメンバーに、毎月一定の金額を稼がせることです。今は高い額を支払うのは難しいですが、経済的な自立の助けになる金額は確保できるようにしたいですね。

 最後に、おそらく業界の方は私の話を聞いて「いいね」と「ダメだろ」に分かれると思います。応援してくださる方へ、これから世の中にもっとイイモノを増やすため一緒にがんばりましょう。そして「ダメだろ」と思われた人へ。私はこの業界では素人なので、実は何がまずいのか、よくわかっていません。ぜひに教えていただきたいので、ご連絡いただければうれしいです。どうぞ、皆さんこれからコトリボイス社をよろしくお願いいたします。
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ラベル:声優
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2014年12月05日

【やり過ぎは】国家による新たな検閲を生み出さないか? MANGA議連の提示するアーカイブへの危惧【罰せられて当然】


http://otapol.jp/2014/12/post-2040.html

国家による新たな検閲を生み出さないか? MANGA議連の提示するアーカイブへの危惧

2014年12月4日


 11月のマンガ・アニメをめぐる出来事の中で、注目を集めたものの一つが、11月18日に行われた「マンガ・アニメ・ゲーム議員連合」(MANGA議連)だ。

 この超党派議連は、海賊版対策やアーカイブの設立、クリエイターの環境改善や人材育成など、さまざまな課題に取り組んでいくという玉虫色な目的を掲げている。

 当初、自民党の議員を中心に計画されていたこの議連は、“表現の自由”に制限を加えるための新たな組織になるのではないかとも危惧されていた。ところが、マンガ家の赤松健氏らの尽力によって、児童ポルノ法改定問題で存在感を示した山田太郎参議院議員が事務局長代行に就任。また、幹事長に就任した馳浩衆議院議員(自民)からは、「この議連では表現規制は行わない」旨の言質も取られており、“表現の自由”を規制する立法が提示される場になるのは避けられた形だ。

 この議連の設立にあたっては、設立総会に招かれたアニメ監督・庵野秀明氏らによって提唱された「クリエイター減税」が注目を集めている。これは、クリエイティブ業界に関係する人ならばジャンルを問わず有効なものであり、実現に向けて大いに期待されるものである。

 それと共に注目したいのが、議連の目的の一つとして掲げられている「マンガ・アニメ・ゲームを我が国文化資源として蓄積し、コンテンツ人材育成や海外からの観光客誘致に資するナショナル・アーカイブの実現」だ。これは、議連の最高顧問に就任した麻生太郎財務相(自民)が、総理大臣だった2009年に浮上した「国立メディア芸術総合センター」の構想を復活させるものと考えられる。2009年当時も賛否の分かれたこの構想だが、再び具体化すれば議論を巻き起こすことになりそうだ。

 今年10月に衆議院予算委員会では、木下智彦衆議院議員(維新)は、クールジャパン機構が15億円を出資する事業に「どぎつい」フィギュアが存在していることを取り上げ、注目を集めた。これに対して、出資が決まっていた事業会社のTokyo Otaku Modeは該当商品のページを削除するに至った。こうした環境の下でアーカイブが実現したしても、将来の人材育成や文化の発信に有益に働くとは思えない。法律とは別の方法で、「国家による選別」という新たな規制の形が登場する危険性は考えておかなければならないだろう。
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2014年12月04日

【5000万カバンも】猪瀬直樹氏にもう一度だけ聞いておきたかった……都条例のあのこと【聞きたい】


http://otapol.jp/2014/12/post-2030.html

猪瀬直樹氏にもう一度だけ聞いておきたかった……都条例のあのこと

2014年12月1日


(前略)
聞いておきたかったのは2010年の東京都青少年健全育成条例をめぐる問題だ。

 この問題の渦中の2010年3月、当時東京都副知事だった猪瀬氏は出演したテレビ番組で、特定のマンガ単行本を例に取り「このような過激な表現物を誰でも入手可能な場所に置くべきではない」と論じ、多くのマンガファンから攻撃される事態となった。そして、筆者も猪瀬氏から「夕張で雪かきをして来たら取材に応じる」というので、夕張まで出向いて雪かきをする事態に……(雪かきのことなんて、もう忘れてると思ってたら会場で初対面の人に「よく知ってますよ」と言われ、赤面)。

 ともあれ、あれから4年がたち、実は猪瀬氏の指摘が正しかったのではないかということも起こっている。今年5月に都条例新基準が初めて適用されたとして話題になった、マンガ『妹ぱらだいす!2』(KADOKAWAエンターブレイン)の事件は、その最たるものだ。2010年の改定で導入された新基準の初適用ばかりが取り上げられている、この事件。けれども、この事件にはもっと大きな問題がある。改定をめぐる議論の渦中では社長自ら反対を声高に唱えた会社が、同事件に際して即座に回収を行い、この問題を沈静化させようとしたことである。議論も反論もなく“なかったこと”で済ませようという姿勢。わずか数年前、同社トップから発せられた「反対」の叫びは、単なるボジショントークか何かに過ぎなかったことを露呈させるものであった。

 そこで、筆者は猪瀬氏に「猪瀬さんの主張のほうが正しかったと思うが、どうか?」と質問を。対する猪瀬氏の答えは明快だった。

あれは、もう終わったことだから」

 どうだろう。改めて自身の正当性を語るでもなく、この一言ですべてを完結させる格好良さが理解できるだろうか。

 2010年、出版業界はすでに自主規制を行っていることを示してあれだけ正当性を訴えたのに、味方から背中を斬りつけられる事態に至っている。対して、猪瀬氏は今回の出版で再び新たなステージに進もうとしている。この一言で勝負あったな……と感じるのは筆者だけではないはずだ。
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posted by Kawakita at 23:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【いい女と】金田朋子は“良妻”だった!?  “金朋地獄”に悩む夫・森渉が明かす意外な一面とは【奇行女】


http://otapol.jp/2014/12/post-2056.html

金田朋子は“良妻”だった!?  “金朋地獄”に悩む夫・森渉が明かす意外な一面とは

2014年12月4日


 その奔放なキャラクターと41歳とは思えない容姿で、最近バラエティ番組に引っ張りだこの声優・金田朋子。出演した番組では“金朋地獄”と呼ばれる奇行の数々はもちろん、自宅やプライベートなどを公開し、すっかりお茶の間ではおなじみとなっている。

 たびたび、夫で俳優の森渉と共にバラエティ番組に出演している金田。10月に夫婦で出演した『ナカイの窓』(日本テレビ)では“夜の営み”が少ないことを語っていたが、12月1日放送の『私の何がイケないの?』(TBS)では、そんな森&金田夫妻の意外な一面が明らかとなった。 

 どうやら森は、「(金田が)本当に男として好きでいてくれているかわからない」という悩みがあるよう。そこで番組は、森が席を外しているうちに女性からLINEがあった場合、金田がどのような反応をするかというドッキリを敢行。森を驚かせようと部屋の衝立の後ろに隠れるといったおなじみの奇行も見られたが、基本金田はどんなに着信があっても森の携帯を見ようとはしなかった。こうしてドッキリは企画倒れになってしまったものの、金田は「(携帯には)まったく興味なかったですね」「いつもオープンなので、浮気を疑ったことはないです」とあっけらかん。夜の営みはさっぱりと言っていながらも、夫婦間の信頼関係はしっかり築けていることを感じさせた。

 また、終始金田の奇行にドン引きしていた番組MCの女優・江角マキコが、金田について「大人の女性になる瞬間は?」と森に聞くと、金田は家のローンといったお金の問題になると冷静になることが判明。常にテンションが高い金田も真面目になる時があるようだ。

 バラエティ番組に多数出演し、その奇行っぷりがフィーチャーされることも多い金田。しかし、お金にはしっかりしていたり、熱い夫婦の信頼関係を見る限り、案外金田は“良妻”なのかも!?
ラベル:恋愛 声優
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2014年12月01日

【声優は】「声グラ」特大号の余波も…? 編集部と読者のやりとりが微笑ましい「声優アニメディア」【辛そう】


http://otapol.jp/2014/11/post-2023.html

「声グラ」特大号の余波も…? 編集部と読者のやりとりが微笑ましい「声優アニメディア」

2014年11月30日


(前略)
 今月号で気になったのはStylipSの記事。StylipSはスタイルキューブ所属の声優ユニットで、2011年に石原夏織、小倉唯、能登有沙、松永真穂の4人で結成された(現在、石原と小倉は移籍し、シグマ・セブンeに所属)。2013年4月、石原と小倉が卒業し、代わりに豊田萌絵と伊藤美来が加入して現在に至る。

 今回の記事は、11月26日に発売した2ndアルバム『THE SUPERNOVA STRIKES』についてで、現メンバーとしては初のアルバム。また、来年3月からは初のライブツアーが開催されることも発表された。

「StylipSのライブ」と聞いて、ふと思い出したのが今年6月15日に開催された『Brand-new Style volume six』だ。同ライブは5thシングルか6thシングルを対象店舗で購入すると、ライブ参加応募用紙が配付される形式で、仕事仲間のA氏がこの抽選に受かったのだ。

 このときA氏は「石原と小倉が残っていたら、抽選に通らなかったかもなぁ」と話していたのが記憶に残っている。ライブ会場は原宿アストロホールで、キャパはスタンディング300〜400人程度。「StylipSって、もっと大きな会場でやっていると思ってたから驚いた」とのことで、その一方で「最後列だったけど、すごくステージが近くて楽しかった」とも。

 現在、石原と小倉のユニット「ゆいかおり」の単独ライブは、約5000人収容のパシフィコ横浜で2公演を行うレベルに達している。たしかに、ふたりの脱退は大きいかもしれない。WikipediaのStylipSのページを見ると、ライブ・イベントの項目が2013年8月を最後に更新されていない【注:14年11月末時点】のも、なんとも言えない気分になる(活動はしてるのに……)。

 しかし、そんなStylipSが、来年のライブツアーでは約3000人収容のTOKYO DOME CITY HALLを始め、大きなハコにチャレンジするとのこと。なんだか実に応援したくなるじゃないですか。声優としての実績も決して多くはない現メンバーだが、ライブツアーの成功をお祈りしております。

 そのほかで面白かったのは、読者ページの「声アニチャンネル」。常連投稿者が「受験に専念するので、一旦投稿はお休みします」という投稿が掲載されていた。「こんな報告いるか?」と思う反面、声アニチャンネル側はご丁寧に掲載した上で受験合格を願うコメントを掲載。思った以上に密なコミュニケーションが繰り広げられており、ただ掲載するだけではない“読者と編集部のキャッチボール”に感心したのです。
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ラベル:アニソン 声優
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