http://n-knuckles.com/culture/akihabara/news001693.html
アニメ規制派は根拠なく感情論...TVタックル問題回を検証する
2014年9月20日
(前略)
問題となっている回は「アニメ規制」をテーマにしたもので、今やネットのあちこちで激しい議論が交わされている。
だが、それらの内容は規制反対派からすれば「今さらか!」と言いたくなるほど出尽くした内容であり、それこそコミック規制問題が騒がれていた遥か昔にも同様の意見で溢れかえっていたほどである。一言でぶった切るならば「これ以上ネットで言う事なんかない」状態なのだ。
(中略)
さて、今回問題となっているTVタックルは、話の内容自体は過去のどんな番組と比較しても「反対派の圧勝」とされておかしくない内容だった。 にもかかわらず、かの番組特有のワチャワチャした構成のせいで、世間一般の人々にはそうは伝わらなかっただろう。
あくまで「規制問題に興味がある人間にとっては勝ち負けがハッキリしていた」というレベルに過ぎない。もっと言うならば「規制反対派にとっては勝ったと思い込める試合」だった。
規制賛成派の意見はどれも根拠がなく、早い話が「だってオタクって気持ち悪いんだもん」という感情論にしかならない。それに対して、規制反対派が出した意見はより具体的なものが多く、表現物と性犯罪発生件数の因果関係など解っていない点や、賛成派の根拠となる部分を打ち砕く内容が目立った。
だがしかし、先にも述べたように番組自体の構成がマナーもへったくれもあったものではなく、他人の発言に平気で大声を被せたり、いい話をしている最中にチャカしたり、アレでは表現問題に興味のない人間が見ても何も情報が残らないだろう。
むしろ、視聴者の大多数にとって最も印象深かったのは、番組途中で登場したオタク軍団だったはずだ。彼らのビジュアルのインパクトが強烈で、それまでの規制問題に関する討論内容など頭からすっ飛んでしまっただろう。
規制賛成派の言い分にはまともな根拠がなく、因果関係が不明な話を持ち出して印象操作しているだけだとか、中でもオタクに対する差別意識が酷すぎて、それはそれで人権問題だろうとか、そうした点は番組の中に盛り込まれていたので、完勝劇とされてもおかしくない。
それなのに、あの番組が残したものは「オタクの気持ち悪いビジュアル」だけである。それが巡り巡って「あんな気持ち悪い連中は規制して当然」という世論に繋がってしまい「試合に勝ったはずなのに追い込まれる規制反対派」という不思議な状況に追い込まれてしまうのだ。
こうした「討論・理屈では常に優っているのに追い込まれ続ける」という状態を打破しない限り、オタクコンテンツと看做されるアニメ・ゲーム・マンガなどへの迫害は止まらないだろう。荒井禎雄
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