2014年11月14日

【狭い狭い】「Pick-upVoice」ほか声優誌が注目!? 人気声優が考える声優育成の狙いと方法論【声優業界】


http://otapol.jp/2014/11/post-1924.html

「Pick-upVoice」ほか声優誌が注目!? 人気声優が考える声優育成の狙いと方法論

2014年11月12日


(前略)
 さて、そのほかで気になったのは、鈴村健一が代表を務める事務所インテンションが来年開講予定のワークショップの記事。「インテンションワークショップ」は、声優の人材発掘と育成を目的としたワークショップで、対象は13歳以上の男女。講師・メソッド作成ともに鈴村が担当し、現在は受講者を募集している段階だ。

 実は「インテンションワークショップ」の記事は、「声優グランプリ」(主婦の友インフォス情報社)&「声優アニメディア」(学研パブリッシング)の11月号でも触れられており、いずれも鈴村の思いとワークショップの狙いが丁寧に綴られた読み応えのある記事だった。ただ、両誌は同日発売のため、片方のレビューのみで触れることにためらいがあり、「いつか別枠で紹介記事でも」と考えていた。しかし今回「Pick-upVoice」でも取り上げられていたので、あえて同誌のレビューで触れさせてもらう。

 同ワークショップの詳細はインテンションの公式サイトでわかると思うが、開講にあたって語られた鈴村のコメントが実に興味深い。

 要約して列挙すると……

・数年掛けて教える養成所は世界が狭くなりやすい。早く現場に出たほうがより貪欲に成長する。
・長い養成所生活で、辞めるタイミングを逃した人は多い。
・声優業は幻想的に思われがちだが、社会人であることに変わりない。お金としっかり向き合うことが大切。


 ……などなど、厳しい業界で生き残り、そして声優事務所の代表としても活動する鈴村の言葉は、とにかく含蓄がある。

 受講者定員は20名という少数精鋭で、ワークショップ修了後はインテンションに所属できる可能性もあるとのこと。まだまだ先の話になるが、同ワークショップ出身の人気声優が誕生する日が来るのか? また「第一線で活躍する声優がワークショップ講師を務める」という試みの反響、業界内の広がりに関しても非常に楽しみだ。
神楽坂隆
ラベル:声優
posted by Kawakita at 17:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。