2015年12月16日

【「こちら側」の人が触れない真の闇】代々木アニメ学院、黒すぎる評判 詐欺的「就職率」、国から排除命令、泥沼内紛【業界の暗部】


http://biz-journal.jp/i/2015/12/post_12866_entry.html

代々木アニメ学院、黒すぎる評判 詐欺的「就職率」、国から排除命令、泥沼内紛

2015年12月14日


 日本屈指のアニメ塾、代々木アニメーション学院(代アニ)は来年4月1日、大宮校・横浜校を東京校に統合し、5月に東京校を代々木から水道橋へ移転することが明らかになった。併せて、「代アニ東京校」は、「YOANI東京校」へと呼び名を変更するという。
 代アニは、声優やアニメーターなどアニメーションをはじめとしたエンタテインメント業界で活躍するクリエイターやアーティストを育成する塾だ。1978年に前代表の大矢敏行氏が創立し、テレビCMなどによって全国に名前が知れ渡った。テレビや映画の業界で活躍する人物を数多く輩出しており、現在も札幌、大阪、名古屋、福岡など各地にある校舎で未来のクリエイターを育成している。

 この代アニは、2006年12月に衝撃的な事件が起きた。

 テレビCMをはじめ、アニメ系、ゲーム系の雑誌など、幅広く広告を展開していたが、過剰な広告と手形の乱発が経営を圧迫し、民事再生
を受けるに至った。業界の先駆的存在だっただけに、非常に大きな話題を呼んだ。


急拡大し経営悪化

 経営悪化に伴い、民事再生を受けたというだけでは特に珍しい話ではないが、この民事再生に至るまでの経緯が慌ただしかった。

 当時の代アニは、関係者の間で良くない評判がささやかれていた。受験予備校や専門学校などでも時折見かけられた手法だが、代アニの就職率は異常に高かった。ひどいときには就職率が100%を超えることもあった。つまり、複数の内定を取った人物がいた場合に、それをひとつではなく複数の就職としてカウントしていたのだ。内定数÷就職希望人数×100とすれば、このような就職率が出てくることもある。

 実態としては、アニメ業界など希望したところへ就職できた割合は半数もいかず、エンタテインメントとはまったく関係のない業界や、アルバイト程度での仕事をせざるを得ない人も多かったといわれている。

 だが、広告の効果は大きく、エンタテインメント業界を目指す若者にとっては最も有名な存在となった。校舎も全国に展開し続け、一時期はアニメ学部に毎年500名ほどの入学者があったという。

 そんななか、06年2月に落語家の三遊亭楽太郎氏(現6代目三遊亭圓楽)が学院長に就任すると発表された。しかしその直後、入学辞退者が59〜65万円納付したうち、22万円が返還されなかったとしてトラブルになり、公正取引委員会から排除命令が下った。入学者が減少しつつあった時期に起こったトラブルで、代アニの信用は急降下した。


http://biz-journal.jp/i/2015/12/post_12866_entry_2.html

創業者と新経営陣の闘争

 そして同年12月、代アニの運営元である株式会社代々木ライブ・アニメイションは、大矢氏を代表取締役から解任し、その翌日に民事再生法の適用を申請した。

 だが、この解任劇に大矢氏は激怒した。実は大矢氏以外の取締役が結託して代表取締役を変更したというのだ。

 当時代々木ライブ・アニメイションの100%株主であった大矢氏は、取締役たちの不穏な動きを察知し、取締役の解任の登記を申請しようとしたが、一足先に大矢氏を解任する登記が申請されており、大矢氏の申請は受理されなかった。

 大矢氏は、自分を解任する登記の無効を訴えようとしたが、すぐにメディアで大々的に倒産が報じられ、大矢氏の経営失敗を叩く世論が巻き起こった。

 大矢氏は、経営権は自分にあると主張し、次年度の代アニ入学予定者に対して手紙を送付し、入学金を「学校法人大矢学園」に振り込むように指示した。代アニの新経営陣らは、これを詐欺的行為であると非難、泥沼の闘争になった。

 07年8月14日、東京地方裁判所にて民事再生計画の認可決定が下って再建手続きに入り、リップルウッド・ホールディングスが再建支援を行った。

 創業者が企業を私物化し、周囲を振り回すケースは枚挙にいとまがない。進学、就職、転職などの人生の転機においては、将来トラブルに巻き込まれないためにも、十分な下調べをした上で進路を決定するようにお勧めしたい。
平沼健


posted by Kawakita at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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